リハビリ室
リハビリのスペシャリストが
回復を全力でサポート
わきだ整形外科では、脊椎内視鏡手術を中心とした低侵襲手術をメインに行う病院ですので、早期からのリハビリが可能であり、早期の社会復帰ができるように、 150m2 以上の広いリハビリ室を用意しています。
現在、理学療法士10名、鍼灸マッサージ師2名、リハビリ助手1名でリハビリを行っています。
手術予定の患者さんは術前から術前の評価を含めて、リハビリが開始されます。手術が終わった後は、翌日よりリハビリが開始され、早期離床をはかっています。痛みや状態を考慮しつつリハビリを進めていくことが重要です。
わきだ整形外科では入院後、比較的早期に退院していただくことが出来ています。それは、専門的なリハビリを時間をかけて行っているためだと考えています。患者さんが満足して退院していただける様、サポートしています。
退院後も通院でリハビリを継続し、機能の回復と維持を行っています。
すべてのリハビリを受けていただいている患者さんに対し、医師や看護師と連携を取りながら、リハビリを進めています。
毎週木曜日はリハビリスタッフ、医師、病棟の看護師とのリハビリ会議、毎週金曜日はリハビリスタッフ、医師、外来の看護師とのリハビリ会議を行い、患者さんの状態を話し合い、対策を考え、症状の改善につながるよう努力をしています。
スポーツをされる方は、スポーツ復帰に向けて専門的なトレーニングも追加致します。
高い競技レベルにも対応しています。院長を含め、当院のリハビリスタッフはスポーツが好きなスタッフばかりです。実際にスポーツをやっていないと競技者の気持ちは理解できません。出来るだけ、競技を続けながら治療を行えるよう、考慮して行っています。
最近、スポーツをしているのに、関節の柔軟性が非常に低下している患者さんが多く見受けられます。
足の裏をつけたまま、しゃがむことが出来ない方も多く見受けられます。
また、関節の使い方が悪く、傷害の原因となったり、競技レベルの向上の妨げになっていることがあるようです。
わきだ整形外科でメディカルチェックを受けて、競技レベルの向上を目指しましょう。
よく、わきだ整形外科でリハビリを受けた患者さんから、今まで通っていた病院のリハビリと全く違ったことをしたとか、調子が良くなったと言われます。
リハビリも常に、進化しています。
私たちは常に最新のリハビリを研究し、よりよいリハビリを提供していきます。
鍼灸マッサージ師は2名で対応しています。
マッサージはいわゆる凝りに対して行っています。
温泉に入った後のマッサージはまさに極楽と評判です。
わきだ整形外科では理学療法士、鍼灸マッサージ師が専門性を生かし、各患者さんに対し担当制でリハビリを実施しています。また、各々の症状やニーズに応じたクオリティの高いリハビリを提供できるよう、日々のリハビリテーション業務に取り組んでいます。
リハビリ内容について
外来リハビリ
入院リハビリ
デイケアリハビリ
リハビリの経過
MORE DETAIL
腰椎椎間板ヘルニア
50歳代女性の方です。術前の症状としては左殿部から下腿後面にかけての痛み痺れがありました。座位、立位ともに3分程度の保持で痛み痺れの増悪みられ、歩行も困難な状態でした。痛みが強く日常生活にも支障があったので当院での手術までの期間は他院にて入院されていました。
脊椎固定術
70代女性の方です。
手術の2年ほど前から腰〜両殿部痛、下肢後面のしびれが出現し、他院にて腰部脊柱管狭窄症の診断を受けました。徐々に症状は増悪し、手術前はで長距離の歩行が困難となり、家事を行う際も何度も休憩が必要な状態でした。手術希望にて当院を受診され、腰椎後方除圧椎体固定術(cortical Bone Trajectory:CBT)が行われました。
人工膝関節置換術
60代男性の方です。
数年前から右膝の痛みが出現し、徐々に痛みと膝の変形が進行してきました。外来通院での運動療法と関節注射を継続して行っていましたが、膝関節内側の関節軟骨消失しており、痛みも強いことから、手術適応となりました。
人工股関節置換術
70代女性の方です。
手術の1年半前より右股関節痛が出現し、徐々に歩行時痛は増強し夜間も右股関節〜大腿部へ疼くような疼痛も出現、術前は疼痛による右下肢への荷重困難と股関節の可動域制限、筋力低下により屋内では壁伝いで7m程度、屋外では足を引きずる形で10分程度の歩行耐久性でした。近医での治療行うも症状改善なく当院を受診され、右変形性股関節症の診断で右人工股関節置換術が行われました。
経皮的椎体形成術
70代男性の方です。半年程前に耕運機から転落し、第1腰椎圧迫骨折で他院にて3週間入院していました。しかし、退院後も腰背部の痛みが取りきれず、知人の紹介でわきだ整形外科を受診されました。手術前は痛みのために背中を伸ばす事が出来ず、前かがみの姿勢で歩いておられました。歩きや立ち上がりなどの日常生活にも支障をきたしてきたため、経皮的椎体形成術を行われました。
ロコモティブシンドローム
70歳代の女性の方です。
手術を行う半年前から左股関節に違和感がでてきて、徐々に長距離歩行・立ち座りや歩き始めの左股関節痛が出現してきました。
日常生活にも支障がでてきたため、わきだ整形外科にて左人工股関節置換術を行いました。
腰に痛みがある
「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状のことです。一般に坐骨神経痛などの脚の痛みやしびれを伴う場合も含みます。腰痛に密接な関連のある身体構造として、脊椎の各椎体の間に軟骨である椎間板があり、これが脊椎の動きに際してクッションの働きをしています。この椎間板は加齢により水分を失い、クッション機能を果たせなくなってきます。つまり、年齢とともに椎体に障害が生じやすくなります。また椎体の周囲に椎間関節、じん帯及び筋肉があり、脊柱を支えています。腰痛はこれらの構造に障害が生じた場合に発生します。
膝に痛みがある
慢性的な膝の痛みの多くは、加齢や肥満、筋力の低下、可動域の低下によって膝にかかるストレスが増加する事で生じています。また、特に外傷がない場合でも膝の軟骨や半月板に損傷がある場合もあります。膝を守るクッションの役割を行う軟骨がすり減ると炎症や関節の変形が進行し関節の隙間が狭くなります。症状が進行すると様々な症状が出現してきます。
頸、肩甲帯周囲に痛みがある
首・肩甲骨周囲の痛みの原因には、姿勢が大きく関わっています。頭の重さは体重の約10%と重く、頭が体から大きく外れると首・肩甲骨周囲への負担が大きくなります。また、痛みのある時間帯によって、原因が少し異なることがあります。