脊椎固定術に対するリハビリ

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脊椎固定術に対するリハビリ

痛みは最小限に、
効果は最大限に。

わきだ整形外科リハビリ科

70代女性の方です。
手術の2年ほど前から腰から両殿部痛、下肢後面のしびれが出現し、他院にて腰部脊柱管狭窄症の診断を受けました。徐々に症状は増悪し、手術前は間欠性跛行(※)で長距離の歩行が困難となり、家事を行う際も何度も休憩が必要な状態でした。また、痛みを避けようとするためにかばった姿勢(写真1)となり、筋力低下・可動域制限を認めている部分がありました。その後、手術希望にて当院を受診され、腰椎後方除圧椎体固定術(cortical Bone TrajectoryCBT)が行われました。
 
術後経過
術翌日より、計画に沿ってリハビリを開始しました。
1日目はベッド上での寝返り動作練習、下肢トレーニングを行い、2日目から起き上がり、ベッドから足を垂らして座る練習、3日目から歩行器での歩行練習を開始しました。
術後数日は、全身状態を考慮して歩行器や1本杖を使用した歩行を行っていましたが、術後1週目には杖なしでの自立歩行が可能となりました。
術前にあった痛み・しびれは術後2週目にはほぼ消失し、廊下歩行なども積極的に行えるようになりました。術後3週目には屋外歩行を行い、約20分程度の散歩が可能となり、間欠性跛行の改善も得られました。姿勢の改善もみられてました。(写真2)


腰椎後方除圧椎体固定術(CBT)を行った方の入院期間は、術前術後合わせて約4週間です。術前のリハビリと、術後は全身状態を確認しながら、主に体幹・下肢機能、歩行能力の強化、パンフレットを使用して腰椎に負担の少ない姿勢・動作の指導などを行います。
 
また、わきだ整形外科では、患者様ひとりひとりにあった理学療法を行っています。
自宅内での生活や復職、趣味に応じた動作の指導なども行い、手術後も快適に生活ができるようなお手伝いをさせていただきます。
 
 
※間欠性跛行:少し歩くと足が痛くなったり、しびれたりすることで歩けなくなるが、少し休むとまた歩けるようになる状態のことをいいます。