わきだの湯

湯治という行為は、日本においては古くから行われていた。衛生に関する知識や医療の技術が十分に発達していなかった時代、その伝聞されていた効能に期待して、多くの人が温泉につかったり、飲泉することで病気からの回復を試みていたということである。
当院では地下670mより汲み上げた天然温泉を使用し、運動機能訓練を助ける一つの手段として使用している。
長く入れるようにややぬるめの設定としているが、湯から上がってもさめにくく体の芯から温まっていることがすぐにわかる。いろいろな温熱治療の機器が出てきているがやはり自然の力は計り知れない。
わきだ整形外科では治療の一環として、温泉を利用しています。是非、タオルを持って来院されてください。

温泉の効能 (長野県温泉協会編)

物理的作用

1.温熱作用
不感温度(温度34℃〜36℃)を越える暖かい湯は、新陳代謝を活発にさせ、体内の老廃物を汗などに代えて体外に排出させ、皮膚をきれいにして疲労を取り除きます。
2.水圧作用
お湯に入ると、体の表面に水の圧力がかかり、体が縮んで肺の容量が少なくなります。これを補おうとして呼吸数が増え、呼吸運動や心臓の働きを促進させます。
3.浮力作用
お湯に入ると体重は約9分の1になり、浮力を受けて運動が楽になります。筋肉痛などもお湯の中では和らぎ、運動障害の人のリハビリに役立ちます。

化学的作用 

温泉浴は体の外の原因や体内の病原菌に直接働くのではなく体の反応を正常に戻し、抵抗力を高め、治癒させるという特徴があります。
手術や薬で病気の原因を取り除いたり押え込む対症療法とは異なり、遅効性ですが、繰り返し何度も入浴することで体の適応能力や調整能力を高め、血行を良くし、ホルモン分泌や自律神経が調節されるなどの効果が知られています。