看護科

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看護科

心のこもった看護

回復を全力でサポート

 

看護部の理念

  • 常に患者さんの立場に立ち、患者さんを尊重し、個々のニーズに応じた看護サービスを目指す。
  • 専門職として常に看護の本質を追究し、科学的、創造的、かつ主体性のある看護を目指し、医療チームの一員として看護の役割を果たす。

 

看護部の基本方針

  • 個々の患者に適した看護サービスを提供するチーム医療の中での看護の役割を自覚し、他職種との調和を図る一人一人の看護職員が自己啓発に努める

病棟

病棟は、年間300件程の手術患者さんを支え続けています。
入院後すぐに、患者さんの状態をチェックします。高血圧や糖尿病などを合併している患者さんが多く、様々な対応が必要となります。
手術までの看護を確実に行い、患者さんを手術室に送り出します。


手術が終わると、術後管理を行います。術後管理には細心の注意が必要です。術後は高血圧や糖尿病などの全身状態が狂いやすいため、その対応が必要となります。
さらに、褥瘡の予防、深部静脈血栓症の予防など、ここでも様々な看護が必要となります。


手術翌日からは、早期離床に向けての看護を行い、リハビリ室と連携して、スムーズな退院までの道のりをサポート致します。
わきだ整形外科では95%以上の患者さんはクリティカルパスを用いての看護となります。

当院の治療に合わせて改善を続けている、26種類の完全オリジナルなクリティカルパスを活用することで、ミスを起こさせない、見逃さないシステムが構築されています。
それでも、患者さんの状態は様々で、一人として同じ看護ではありません。一人一人の患者さんに向き合い、安全で高度な医療が提供できるよう努力しています。
 

クリティカルパスとは、良質な医療を効率的、かつ安全、適正に提供するた めの手段として開発された診療計画表のことです。

外来


外来では外来患者さんの日々の健康をチェックし、問題点を見つけ、治療につなげる看護が必要です。いつもと顔色が違うとか、痛そうとか、些細なことにも、目を配っています。 また、外傷などの急患の患者さんに対しては、外来での小手術に対する看護が求められます。

初診の患者さんに対しては、私たちが最初に問診を聴きに伺います。 その中で、現在の症状や、部位などを確認し、さらに既往歴や内服の状況などを細かく調査、分析し、今後の治療に役立てます。 問診後に医師の確認を経て、レントゲンや診察にご案内いたします。
わきだ整形外科では手術を受けられる患者さんが多いため、検査の予約、手術の段取り、術前検査なども私たちが行います。
外来の看護師は多くの患者さんに接する機会が多いため、安全で高度な医療を提供しつつ、きちんとした接遇を行えるよう、日々努力しています。
現在、特に力を入れているのは、本人確認です。治療開始の際に必ずお名前をお尋ねいたしますので、お名前をおっしゃってください。よろしくお願いいたします。
また、どうしても待ち時間がある状況ですので、スムーズに診察やリハビリなどが受けられ 、待ち時間が少なくなるように、努力をしています。

遠方の患者さんは何度も当院に足を運んでいただくわけにはいきませんので、事前にお電話でご相談ください。(ご相談は出来るだけ、15:30 〜17:30の間にお願いいたします)
スムーズに検査、診断が行えるようなスケジュールを作成いたします。

手術室

わきだ整形外科 では年間300件程の手術が行われています。その手術を支えているのが 手術室 です。
手術室 では安全で高度な医療を提供するために、常に緊張感のある看護が求められます。
手術は前日の器具の準備から始まります。器具の滅菌やインプラントの確認など失敗が許されない仕事が多数あります。当日も、手術に向けての準備を行っていきます。感染などが起こらないよう細心の注意を払います。
手術直前に、患者さんの確認と患肢の確認を行います。現在、特に力を入れているのは患肢の確認です。患肢の確認には当院で発案したゴムバンドを用いた方式(整形外科看護に掲載)を行っています。
手術中には手術機械を医師に渡したりする直介と手術の手伝いをする助手、術野の外で患者の観察や器具の提供をする外回りに分かれ、看護を行います。
整形外科の手術では、数十種類の器具を使用するため、術前の勉強がかかせません。
手術中に焦らず、正しい器具を医師に渡す必要があるため、直介をするには多くの経験が求められます。
手術が終わると、器具の清掃、手術室の清掃、翌日の手術に準備を行います。